(書評)『エリートたちの反撃 ドイツ新右翼の誕生と再生』 フォルカー・ヴァイス〈著〉

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 2010年、ドイツで論壇を揺るがす「ザラツィン論争」が起こった。

 中道左派社会民主党(SPD)の財政専門家で、独連銀の理事になってまもないティロ・ザラツィンが、ドイツに帰化したトルコ系などを「福祉に依存するクズ」と呼び捨て、排外主義と人種差別むきだしの著書『ドイツは自滅する』(未邦訳)をベスト…

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