わがこころ澄みゆく時に詠む歌か詠みゆくほどに澄めるこころか
(若山牧水)
◇
ここから続き
歌は自分を知り、守り育てたいために詠むものだと歌人は言う。自分を僅(わず)かなりとも「濁りのないもの」にしたい。その点で「合掌礼拝」に似ると。言葉は何か知れない自分というものをたぐり寄せ、劈(つんざ)いてく…
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(若山牧水)
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歌は自分を知り、守り育てたいために詠むものだと歌人は言う。自分を僅(わず)かなりとも「濁りのないもの」にしたい。その点で「合掌礼拝」に似ると。言葉は何か知れない自分というものをたぐり寄せ、劈(つんざ)いてく…
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