(声)語りつぐ戦争 最後の引き揚げ船、母が拒んで

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 ■語りつぐ戦争 戦後75年

 無職 平山幸子(東京都 83)

 8歳の時、樺太で終戦を迎えた。ソ連軍南下が伝えられる中、母、弟2人と最後の引き揚げ船に乗ることになった。父は許されなかった。

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 大混雑の港。いよいよ別れという時、樺太生まれの母が突然、泣いて父にすがりついた。「この子らと内地で生きて…

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