描く、8・6生きた者の務め 90歳、60年かけ 黒と赤ぬりたくった1作目、やがて青や緑も

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 広島で被爆した90歳の洋画家が、原爆を題材にした抽象画を60年近く描き続けている。描きたくても1作品しか完成させられなかった戦後の半世紀。やがて、黒と赤から青や緑へと変わった色使い。43枚のキャンバスには、被爆者の心の歩みがにじみ出ている。

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 金銀に輝く円。放射状に広がる黄色、水色、ピンク色。そ…

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