(書評)『ぼくの宝ばこ』 少年アヤ〈著〉

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 この著者のエッセー集が刊行されるたび、ゆっくり読みふける。記憶をとても大切にし、そして、育てているからだ。時にしんどい日々を静かに更新するため、自分と懸命に寄り添う。

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 「『おかま』として、ピエロとして振る舞う日々」を思い出す。「ただしい男の子たちの真っ当さが、より胸に刺さるようになっていった」…

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