(書評)『女帝 小池百合子』 石井妙子〈著〉

有料記事書評

[PR]

 ■華麗な自分語りの「演出」に迫る

ここから続き

 先日の東京都知事選は大方の予想通り、現職の小池百合子知事の再選という結果に終わった。彼女は「政界渡り鳥」と揶揄(やゆ)され、幾度も屈辱と挫折を味わいながらも、権力の階段を一歩一歩上がっていった。しかし一方で、彼女が語る華麗なサクセスストーリーはいかにも作り話めい…

この記事は有料記事です。残り777文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら