(天声人語)書物への蛮行

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 書物を焼き払う「焚書(ふんしょ)」は独裁政治と縁が深い。ナチスドイツは多くの本を灰にしたが、作家ケストナーの作品も含まれていた。『ふたりのロッテ』など児童文学で知られる彼は詩人でもあり、ナチスを容赦なく皮肉っていた▼多くの著者の夥(おびただ)しい数の本が、ドイツ精神に反するとして図書館などから集め…

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