日系人、「雇用の調整弁」今も　ブラジルから定住化、３０年　コロナ禍、職も住も同時に失う

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群馬県大泉町では５月中旬以降、日系ブラジル人らが集まって会議を重ね、一時保護所づくりを準備してきた＝６月６日
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　新型コロナウイルスの影響で失職し、住まいまで失う日系ブラジル人らが増えている。経済危機のたびに繰り返される苦境は、日本が定住者として日系人を迎え入れて３０年たってもなお、多くが「雇用の調整弁」として不安定な立場に置かれている現実を映し出している。

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　「助かった」。先月まで神奈川県で働いていた日系…

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