(書評)『じんかん』 今村翔吾〈著〉

有料記事書評

[PR]

 ■「三悪」武将・松永久秀像を覆す

 戦国時代、大和国を治めた武将・松永久秀。

ここから続き

 主家の乗っ取り、将軍足利義輝弑逆(しいぎゃく)、東大寺焼き討ちという「三悪」を犯した「悪人」として知られる。信長に対して二度の謀反、最期は信長が所望した茶器・平蜘蛛(ひらぐも)に火薬を詰めて爆死したなどという派手な巷説…

この記事は有料記事です。残り784文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら