(書評)『哲学の誤配』 東浩紀〈著〉

有料記事書評

[PR]

 ■人の本質「予想外」の生む豊かさ

 『哲学の誤配』は、主に韓国語翻訳者の安天(アンチョン)氏によるインタビューの形式で語られる。安天氏の明快な質問のおかげで、東氏の考えがわかりやすく伝わってくる。韓国と日本の政治のあり方の違いまで読み込むことができる。

ここから続き

 人間は、国家や理念といった大きな物語に仮…

この記事は有料記事です。残り747文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら