(多事奏論)「私たちの」憲法です 「うちの」国じゃないのでね 高橋純子

有料記事

[PR]

 《「お宅とうちの国とは

 国民の民度のレベルが違うんだ」

 と言って、

 みんな絶句して黙る》

ここから続き

 これは、終生偏屈を通した男が残した、人間の愚かさをうつした詩の一節である。冒頭の夜郎自大すぎるカギカッコから「黙る」に至る、騒から静への見事な展開とそのスピード。「咳(せき)をしても一人」(尾崎放哉)…

この記事は有料記事です。残り1399文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら