折々のことば:1837 鷲田清一

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 たった今もわたしは、「正しさ」に溺れることなく、自分が言葉にするべきことを言葉にする、その責任の果たし方を模索している

 (温又柔〈おんゆうじゅう〉)

     ◇

 飲食店で、作家は隣の席から漏れてくる差別的な会話にたまりかね、抗議の言葉を連ねた。が、窘(たしな)めるにもひどく気遣ってしまう自分…

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