(評・映画)「ふたりの人魚」 一人称視点、ズレと戯れる

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 オダギリジョーも出演した最新作「サタデー・フィクション」等、近作の公開も控える婁イエ(ロウイエ)の初期作品。それまでの中国映画に類を見ない先鋭的な作風で、一躍世界に名を馳(は)せた。

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 撮影なら何でも引き受けるビデオカメラマンの物語。その一人称視点とモノローグで話は進んでいく。主人公の見た光景だけ…

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