(多事奏論)イタリアの日常 広場から市民が消えた 郷富佐子

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 この1カ月余り、朝起きてメールやメッセージを読むのが怖い。今朝もイタリア各地から胸が痛む便りが届いていた。

 「日本の人たちに伝えて。パンデミックの足音は聞こえない。突然、目の前にいるのだと。それから、初期症状は発熱とせきだけじゃない。私は頭痛と下痢だった」

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 「一斉休校で、私たちの母校でも大学の…

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