(評・美術)「久門剛史 らせんの練習」展 美と不穏醸す抽象性と物語性

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 美しさと不穏さ。京都を拠点に、ベネチア・ビエンナーレなど内外で発表してきた美術家・久門剛史(1981年生まれ)による初の大規模個展は、第1室の「Force」(部分)から、ただならぬ気配が漂う。

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 10メートル近い天井高の大展示室の壁に掛かるのは、アルミの板28枚。そこから伸びるアームの先には書見台…

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