(天声人語)絵本に残された足跡

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 ある絵本を読んだ。『そらまめかぞくのピクニック』。主人公は、12年で生涯を閉じた実在の少女が自分の足形から生み出したキャラクターだ。闘病中、緑色の絵の具を足裏に塗り、画用紙にあてて描いた▼作者は昨年亡くなった広島県福山市の森上翔華(しょうか)さん。5歳の時、左足にがんの一種である横紋筋肉腫が見つか…

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