(私の視点)家事調停の心構え 弱い立場への寄り添い必要 島野康

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 私はこの3月で、10年間勤務してきた東京家庭裁判所の家事調停委員を退任する。委員としての経験から「遺言」のつもりで記したい。

 家事調停は、夫婦や親族などの間で起きる紛争を主に扱っている。裁判のように勝ち負けを決める手続きとは異なり、当事者同士の話し合いを通じてお互いが合意することで紛争を解決する…

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