(私の好きな本)「須賀敦子の旅路 ミラノ・ヴェネツィア・ローマ、そして東京」 村治佳織さん
■自分を俯瞰して見る大切さ
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2000年代の初め、作家の方から須賀敦子さんの『ヴェネツィアの宿』をプレゼントしていただいて、須賀さんの丁寧なものの見方に驚き、一気に引き込まれました。この本は、須賀さんと親交があった大竹さんが、ミラノやローマで須賀さんの足跡をたどり、作家デビューまでの東京での20…
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