(東日本大震災9年)戻れぬ故郷の記憶、100年後へ 元住民に聞き取り、生きた証し残したい

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 おばあちゃんは、もう覚えていない。

 70年以上過ごした福島県浪江町津島地区の赤宇木(あこうぎ)集落での暮らしを。田畑を開墾し、必死に子どもたちを育てた日々を。

 福島市で息子と一緒に避難生活を送る、102歳の三浦ミンさん。介護用のベッドに横たわりながら、時間をかけて記憶をたどる。

 同県川俣町で…

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