(評・美術)「白髪一雄」展 「激しさ」だけでない多面性

有料記事文化・芸能評

[PR]

 「超絶技巧」の若冲に「炎の人」のゴッホ。強い個性を備えた表現者には、決まった語られ方がある。足で描く抽象画で知られる白髪一雄(1924~2008)なら、「激しさ」だろうか。意外にも東京では初の本格的な個展からはしかし、もっと多様な語り口がありうると気づく。

ここから続き

 天井からのロープにつかまりながら、床面…

この記事は有料記事です。残り768文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら