(取材考記)母の死、連絡できなかったひきこもりの兄 静かな日常伝えるカレンダー 高橋淳

有料記事取材考記

[PR]

 「強烈台風の後、母寝込む。気象病か」「トイレ前で転倒」「ハハ他界」……。亡くなるまでの母親の様子がカレンダーに書き込まれている。紙を束ねて針金で留めただけの、手作りだった。

ここから続き

 作っていたのは、同居していた母(当時76)の遺体を遺棄したとして一昨年11月に逮捕され、その後、不起訴処分となった横浜市の…

この記事は有料記事です。残り693文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら