(美の履歴書:637)「ヒバリ」 シニェイ・メルシェ・パール 裸婦と空、酷評の先には

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 一大スキャンダルを巻き起こした草地の上の裸婦像……というと、フランスの画家マネがパリで展示した「草上の昼食」(1863年)を思い浮かべる人が多いだろう。それから19年後、ハンガリーの画家シニェイ・メルシェ・パールがウィーンとブダペストで展示したこの絵も、同様に酷評を受けた。

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 草地に寝そべり、頬杖…

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