(声)語りつぐ戦争 引き抜いて腰掛けたのは不発弾

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 ■語りつぐ戦争 戦後75年

 無職 奥村秀雄(千葉県 86)

 私の故郷甲府市は1945(昭和20)年7月6日深夜、米軍爆撃機B29の空襲を受け、一夜にして町は灰燼(かいじん)に帰した。市中心部で洋服店をしていた私の家も焼けた。

 私は国民学校6年生だったが授業はなく、自宅から8キロほど離れた母…

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