(声)語りつぐ戦争 空襲警報鳴らず、目覚めると火

有料記事

[PR]

 ■語りつぐ戦争 戦後75年

 無職 能瀬英太郎(岡山県 82)

 パチパチという音で外に出た母が「空襲じゃ、家が燃えとるぞ」と叫んでいた。目を覚ますと、生後7カ月の妹をおぶった母が3歳の弟を連れて南へ逃げろと11歳の兄に命じ、8歳の私には布団などを隣家の畑まで運べと指図した。「なにしとる、天井ま…

この記事は有料記事です。残り342文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら