(日曜に想う)卵を積み上げた世界、時計は叫ぶ 編集委員・福島申二

有料記事日曜に想う

[PR]

 「どこかで、だれかが、レーダーに何かを見た。千分の1秒遅れたら、自国の滅亡だと思い、ボタンを押す。そして世界が、狂って、そして……」

 ウクライナの旅客機を誤射したイラン革命防衛隊の悔恨ではない。

ここから続き

 1960年2月、ちょうど60年前に日本で公開された米映画「渚(なぎさ)にて」のセリフである。核戦争…

この記事は有料記事です。残り1526文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら