ハグ、認め合う一歩に 難病の29歳、街角を歩く人と

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 動かない全身は冷え切っている。雪国・長野で真冬の夜、車いすで駅前に立ち続ける。「寒いほうが、人のぬくもりを感じられるでしょ」。こぼれた笑顔のすぐ下にぶら下がる看板にはこうあった。「俺とハグか握手をして下さい」

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 昨年12月中旬の午後6時。井出今日我(きょうが)さん(29)は、地元のJR上田駅前(…

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