(語る 人生の贈りもの)一龍斎貞水:3 疎開で一人、アジサイ嫌いに

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 ■講談師一龍斎貞水

 《戦時中は父のアトリエ兼別荘がある箱根で過ごした》

 そのうちに空襲が来るだろうってんで、かなり前からいましたよ。東京が空襲されたときは、東の方の空が赤くなってたからね。

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 魚の配給が小田原の港であるから、箱根から取りに行った。あの頃の魚ってね、アンモニアくさいんですよ…

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