東京・池袋にある立教大学のキャンパスに一通の手紙のコピーが飾られている。「窓の外で夜の雨がささやき/六畳の部屋は よその国、」。そんな書き出しのハングルの詩。戦中の1942年、同大に留学した朝鮮の詩人、尹東柱(ユンドンジュ)が友人に送った自作だ▼詩人は次いで書く。「人生は生きがたいものだというのに…

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