(現場へ!)外交文書公開、光と影:3 足りぬ人手、後回しの審査

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 幕末以来の文書を蔵する東京・麻布台の外務省外交史料館を先月、取材に訪れた。飲み物の自動販売機が二つ並ぶ小さなロビーから閲覧室に入ると、利用者数人が古いファイルを開いていた。

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 外務省が作成から30年経った戦後の外交文書を徐々に同館に送り閲覧可能にし始めたのは、開館5年後の1976年。2010年には…

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