令和落首考 2019年後半 西木空人

有料記事令和落首考

[PR]

 川柳の始まりは、江戸期の「前句付(まえくづけ)」でした。選者が、たとえば「斬りたくもあり斬りたくもなし」といった七七の前句を出す。投句者はこれに、五七五の句を付けます。「盗人を捕らえてみれば我が子なり」などと。

ここから続き

 時代が下ると、付句(つけく)と呼ばれる五七五だけが独立して作句、鑑賞されるようになり…

この記事は有料記事です。残り1654文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載令和落首考

この連載の一覧を見る