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●筒井康隆著『老人の美学』 85歳の作家が書き下ろした人生論。自作の小説の高齢の登場人物たちや著者自身の体験などを紹介しながら、美しく老いるための知恵を書く。ちょいワル老人としての好かれ方から、自分史執筆のススメ、死を美的に迎え入れる方法まで、重くなりがちな話題を軽妙に、痛快にさばいていく。(新潮…