(評・舞台)大駱駝艦「のたれ●」 重なり合う創造の自由と漂泊

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 大駱駝(らくだ)艦を主宰する麿赤兒の仕事ぶりは、留(とど)まることがない。今回は自由律俳句で知られる種田山頭火がテーマである(11月24日、東京・世田谷パブリックシアター)。

 死体となった麿がムシロに横たわる冒頭。井戸に飛び込み自死した山頭火の母か。酒と女と放浪に明け暮れる山頭火を、亡母が背後で…

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