(高橋源一郎の「歩きながら、考える」)隣の国のことを知らない私たち

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 日韓の政府間対立が続いています。日本の芸術祭では今年、慰安婦をモチーフにした作品展示に「反日だ」との批判も。戦争と植民地支配の歴史にどうアプローチすればいいのでしょう。作家・高橋源一郎さんが韓国を訪ねました。寄稿を掲載します。

 戦後を代表する詩人、茨木のり子の代表作「自分の感受性くらい」に、こ…

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