(天声人語)文豪の警告

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 古い文章を読んでいて、この書き手には未来が見えていたのか、と思うことがある。武者小路実篤の「日米戦争はまさかないと思ふが」も、その一つだ。日本が米英との戦争を始める17年前、雑誌「文芸春秋」に載った▼「恐ろしいことは中々(なかなか)起(おこ)つて来ないやうに見えて平気で起つてくるものである」。そう…

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