理想像ではなく、生身の男性を 『流浪の月』凪良ゆうさん

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 男性同士の恋愛を描く、ボーイズラブ(BL)を10年以上書き続けている作家、凪良(なぎら)ゆうさんがその枠を飛び出したとき、そこにはどうしても世間と折り合いをつけられない個人の感情の揺れが精緻(せいち)に、抑制の効いた筆致でつづられていた。新刊『流浪の月』(東京創元社)で私たち…

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