(評・舞台)KUNIO・神奈川芸術劇場「グリークス」 善悪の判断、神々も迷う時代

有料記事文化・芸能評

[PR]

 「グリークス」(ジョン・バートン/ケネス・カヴァンダー編・英訳、小澤英実翻訳、杉原邦生演出)がカンパニーKUNIOと神奈川芸術劇場共同制作として、舞台的には4度目の日の目を見ている。エウリピデスを中心にギリシャ悲劇10本を再構成した3部作で、休憩をはさむ通し上演が10時間という大作である。

 今…

この記事は有料記事です。残り538文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら