(評・舞台)国立劇場「孤高勇士嬢景清―日向嶋―」 絶叫と絶望、重厚な吉右衛門

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 平家の武将景清が源氏への復讐(ふくしゅう)心を捨て去るまでを描く「嬢景清八嶋日記」の「日向嶋」は、文楽屈指の大曲で、歌舞伎でも文楽との合同公演の記録が残る。古くは1831(天保2)年の三代目中村歌右衛門、戦後では1959(昭和34)年、八代目松本幸四郎と八代目竹本綱太夫・十代目竹澤弥七が、当時の共…

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