「グレの歌」3楽団競演の成熟 シェーンベルクの大作、日本で公演相次ぐ 寄稿、音楽評論家・東条碩夫

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 シェーンベルクの「グレの歌」は、道ならぬ恋の相手だった女性を亡くし、神への非難を口にしたことで罰を受け、幻の軍勢とともに深夜の大空をさまよう宿命となったワルデマール王を主人公とする物語。150人編成のオーケストラに合唱、複数の声楽ソリストを要する、19世紀後期ロマン派から20世紀近代への転換期に生…

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