(時代の栞)「江夏の21球」 1980年雑誌掲載・山際淳司 日本シリーズの名勝負

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 ■かたち変えてもドラマは続く

 九回裏無死満塁。1979年11月4日、日本一を目前に、広島・江夏豊投手は絶体絶命のピンチに立たされた。

 この年のプロ野球日本シリーズは、ともに初の日本一をめざす広島と近鉄が3勝ずつで並び、最終戦。広島1点リードの最終回、近鉄は逆転サヨナラの絶好機を作る。

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