穴掘りの苦労、ものの存在実感 小清水漸が見た、関根伸夫「位相―大地」

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 地面に空いた円筒形の巨大な穴と、その穴と同じ形に積み上げられた土の塊。今年5月に亡くなった美術家関根伸夫が1968年に発表した野外作品「位相―大地」は、「もの派」と呼ばれる美術動向の出発点となった伝説的な作品だ。制作に立ち会った彫刻家・小清水漸(すすむ)が埼玉県立近代美術館で講演し、制作時のエピ…

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