(評・舞台)シアター風姿花伝「終夜」 感情と理屈、迫真の会話劇

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 骨と肉のオセロゲームのような、建前や飾り気を剥ぎ取った迫真の会話劇だ。攻撃、懇願、誘惑、拒否、反発などが次々と繰り出され、議論する者同士の優劣が瞬時に入れ替わる。スウェーデンの劇作家、ラーシュ・ノレーンが1983年に執筆した戯曲の日本初演で、演出は上村聡史。

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 母の葬儀が終わった夜、ヨン(岡本健一

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