(美の履歴書:621)「クールブヴォワの橋」 ジョルジュ・スーラ 色の点、ちりばめたわけ

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 点描主義を確立した画家として知られるスーラ。その目的は単に画面を点で覆うというよりも、輝く色彩を鑑賞者の目の中に出現させることだった。草むらの緑の中にはピンクや赤の点が置かれ、煙突から出る煙には、オレンジや水色がちりばめられている。影の部分も、黒や灰色ではなく、紺や赤、緑などの色の重なりで表現され…

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