(書評)『崩壊学』 パブロ・セルヴィーニュ、ラファエル・スティーヴンス〈著〉

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 ■一切の望み棄てた上で見える活路

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 地球の生物は過去に五度絶滅したことがある。その最後は、6500万年前、恐竜の絶滅期であった。次の「六番目の絶滅期」が今迫っている。それは18世紀後半のイギリスに起こった産業革命とともに始まり、特に20世紀後半に加速した。それは人口から見ても明らかである。1830…

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