旬のカニ、ゆでて味わった旧石器人 沖縄の洞窟で調査、暮らしぶり迫る本

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 煮炊きに使う土器も生まれていなかった数万年前、旧石器時代の人たちは何を、どうやって食べていたのか――。『南の島のよくカニ食う旧石器人』(岩波書店)は、それにある程度の答えを与えてくれる。

 著者は国立科学博物館研究主幹の藤田祐樹さん。舞台は沖縄県南城市にあるサキタリ洞という鍾乳洞だ。

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 藤田さんは…

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