(書評)『エネルギー400年史』 リチャード・ローズ〈著〉

有料記事書評

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 ■発展を優先、問題解決は二の次

 エネルギーの歴史を俯瞰(ふかん)して見えるのはどんな将来か。原子力や再生可能エネルギーのゆくえはどうか。

 本書は、石炭や蒸気機関の「動力」、電気が主役となっていく「照明」、内燃機関や原子力、再生可能エネルギーの「新しき火」の3部で構成される。

 新技術の台頭は…

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