(時代の栞)「蟹工船」 1929年刊・小林多喜二 80年後に訪れた「ブーム」

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 ■酷使される労働者、重なる現代

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 「今のフリーターと状況が似ている」「プロレタリア文学が今や等身大」「蟹工船(かにこうせん)がリアルに感じられるほど、今の若い人の労働条件はひどい」――。作家・活動家の雨宮処凛(かりん)さん(44)は2008年1月の毎日新聞に載った作家・高橋源一郎さんとの対談でそ…

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