(村山斉の時空自在)理論と実験、つなぐ研究求めて

有料記事村山斉の時空自在

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 バークリーへ移ったのは、東京大の大学院でうまくいかなかったからだ。

 もともと物理学の根本のところをやりたくて、素粒子の研究を志望した。提唱した理論を実験で確かめ、双方が助け合って学問が発展していくイメージがあった。ところが、その頃の国内の研究の最前線は、理論が実験から離れ、どんどん数学的になって…

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