(日曜に想う)自民幹事長職、融通無碍で厄介で 編集委員・曽我豪

有料記事日曜に想う

[PR]

 自民党幹事長は、いかにも融通無碍(ゆうずうむげ)なこの政党らしい役職である。

 党則は「総裁を補佐し、党務を執行する」(8条)とだけ記す。ただ、竹下登元首相は、回顧録「政治とは何か」(講談社)のなかで、その権限は「断トツです」とし、万能ぶりを証言する。

 選挙の時は「銭のない候補者には金をやる、当…

この記事は有料記事です。残り1490文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら