(書評)『教育格差 階層・地域・学歴』 松岡亮二〈著〉

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 ■数字で示す「緩やかな身分社会」

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 何事であれまっとうな議論を行おうとすれば「数字・ファクト・ロジックで」「エピソードではなくエビデンスで」語らなければならないことは世界の常識である。書店の店頭に並べられた新刊書を手に取るたび、そういったまともな本の余りの少なさにいつも悲しくなる。本書は、日本の教…

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