政府は、高齢者の就労促進を図るため、在職老齢年金制度(在老)の廃止を検討すると「骨太の方針」に盛り込んだ。これは年金給付を増やすことなので、安易な廃止になりかねず、基礎年金など年金制度全体を見渡した検討が必要である。

 在老は、60歳以上で働いて厚生年金保険料を払いながら、老齢厚生年金を受給する場…

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